休むに似たり

意味のない考えをぐるぐると巡らせるADHD女の思考の記録

流血の日々

よくいつの間にできたのだろうという擦り傷とか切り傷とかが増えています。

でも絆創膏を貼ると煩わしくてすぐはがしてしまいたくなります。

派手にすっ転んだりすることもあるのですが、それよりも「明らかに障害物に接触する隙間でも構わずに突っ込んでいく」という動作の雑さによるところが多いと思います。さすがに「人に当たる」ことは拙いと思うので避けるんですが、「物に当たる」ことは(他人の大切なものとか危険とかすごく汚いとかでない限り)気にしないんですよね。
多分常識感覚だと「子供か」って思うんでしょうが、私にはそれが「感覚」ではよくわからないのです。こういうことが積み重なると服とかすぐボロボロになってしまうし、場合によっては物も壊れるし擦り傷もできるので、頭では「避けるべきだ」と思うし、感覚で避けられるならその方がいいのかなという気はしますが、そんなことをいちいち「気にかける」なんて心底「煩わしい」わけです。

別に多少血が出たって、さして痛くもありません。血が止まらないと汚れるのが困りものですが、止まってさえしまえば別にという感じです。

物とか自分の体とか「丁寧に」扱うのってきっと大事なんだと思いますが、私にとっては難しい。そういうことに神経を使っていると自分の心が寛げないという感じがします。「こすれるの嫌じゃないの?」「避ければいいのに」と言われるのですが、私の正直な感受性で判断すると「避けるの嫌じゃん」「こすっていったら早いのに」になるんですよ。まあそんなことでいちいち張り合うのもしょーもないしめんどくさいので、気持ちに余裕があれば避けるようにはしてるんですけど。

確かにちょっとものを粗末にして無駄にしているような気がしなくもないのですが、自分の心の平安や満足のために物を粗末にしたり無駄にしている人ってたくさんいるし、世の中の経済はそれで回ってすらいると思います。

私自身は多少ボロボロなものを身に着けていたって生傷だらけだって気にしないのです。「きれいできちんと整ったものを身に着けていないと嫌な感じがする」という感覚だって「自分の満足のために使えるものをすぐに捨てる感覚」だと、どうしても私は思ってしまうんですよ…多分、そんなんは屁理屈だと、常識的な方は言うんだろうなと思うのですが…